性交痛といえば、まず挿入時の痛みを想像する人が多いのではないでしょうか?ひどい場合には挿入そのものが困難だったり、膣口が切れてしまったりと、セックスに対して恐怖心や強い抵抗を抱くようになりかねません。
そんな挿入時の痛みはなぜ起こるのか、原因と対策について解説します。

挿入時に痛い!その原因は?

挿入時に生じる痛みの主な原因は「潤い不足」。女性の体は性的に興奮すると、膣壁から粘液を分泌します。この膣分泌液は子宮頸管粘液や、膣口周辺から分泌されるバルトリン腺液やスキーン腺液と混ざりあって、男性器の挿入をスムーズにする働きがあります。

しかし、女性が緊張していたり、セックスに対してトラウマを持っていると、刺激を受けても快感やリラックスに繋がりにくいため、膣分泌液が十分分泌されません。この状態で無理やり挿入すると、摩擦や小陰唇の襞を巻き込むことで引きつるような痛みが生じやすいのです。また、膣口も緩んでいないので、男性器によって切れてしまうことがあります。

挿入時の痛み対策は?

女性が男性に嫌われたくないから、せっかくのムードを台無しにしたくないからといった理由で、痛みを我慢しても解決にはなりません。「次もまた痛いのではないか」「我慢しなければ」という恐怖心やプレッシャーのために、ますます体が硬くなり、濡れにくくなる悪循環に陥ってしまうことも考えられます。

女性側からは言い出しにくいかもしれませんが、痛みがあることをまずはパートナーにきちんと伝えましょう。その上で原因や対策を、2人で考えながら改善していくことをおすすめします。「セックスは2人でするもの」という気持ちで向き合えば、2人の関係をより深めるきっかけになるでしょう。

また、潤滑剤を活用するのも一つの方法です。潤いを補って、挿入をスムーズにしてくれるので、常備しておくと便利です。ドラッグストアやネット通販で手軽に購入でき、さまざまなタイプがあるので、遊び感覚で試してみてはいかがでしょうか。

挿入時の痛みを原因から改善するには

パートナーに協力してもらったり、潤滑剤を使うなど、自分なりに努力しているけれど、やはり挿入時の痛みが改善されない、切れてしまう…そんな時は、外性器に何らかの問題がある可能性が考えられます。疾患の恐れもあるので、まずは婦人科を受診するとよいでしょう。

膣口周辺に炎症や感染症がある

膣口の粘膜や周辺の分泌腺に炎症があったり、性器ヘルペスやカンジダなどの感染症を起こしていると、男性器の摩擦で痛みを感じやすくなります。

小陰唇肥大

膣口を保護している小陰唇が伸びたり肥大していると、挿入時に巻き込んで引きつるような痛みを感じます。

生まれつき膣口が狭い

十分に濡れているのに痛みがある場合は、もともと膣口が狭いことが考えられます。無理に挿入しようとすると切れたり出血を伴うことがあるので、注意が必要です。

処女膜強靭症

膣口を取り囲む襞のような処女膜は、通常初めての性交や激しい運動で亀裂が入ります。しかし、生まれつき厚く硬い人は、性交時に挿入が困難、または強い痛みのために挿入ができないことがあります。

こうした症状は、婦人科で適切な治療や手術をすれば、その後は問題なくセックスができるようになります。痛みが激しい、挿入が苦痛という人は、ぜひ受診してみてください。

病的なものでなければ、女性器形成クリニックや美容外科でも対応可能です。性感を高めたり、膣の締まりをよくするなど、セックスに関する悩みもできるので、無料カウンセリングを利用して相談してみるとよいでしょう。

挿入時の痛みは専門医で相談を

セックスの度に痛みがあったのでは、誰でも消極的になってしまいますよね。パートナーと話し合ったり、潤滑剤を使うのも有効で必要なことですが、原因を明確にするためにも、まずは専門医での相談をおすすめします。